惨事ストレスによる
PTSD(心的外傷ストレス障害)対策講習
「惨事ストレス」から心を護るには
「惨事ストレス」という言葉を見聞きしたことはありますか。
惨事ストレスは、地震などの自然災害、交通事故、火災、テロや戦争、犯罪に直面した方が受ける、強烈なストレスのことをいいます。
惨事ストレスから、PTSD(心的外傷ストレス障害)を発症するケースがあります。そして、PTSDは治療に長い時間が必要となるため、早期発見、早期治療が欠かせません。
PTSDはベトナム戦争の帰還兵の多くが、帰還後も無力感や絶望感を訴えたことから米国で大きな社会問題にもなりました。
この問題は「タクシードライバー」「ランボー」「7月4日に生まれて」などの映画でも取り上げられました。
日本では阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件をきっかけに注目されるようになりました。
PTSDは、シビリアンから消防、自衛官、救命士、ファーストレスポンダーなどのプロフェッショナルまで、誰にでも起こりうることです。
近年では、イラク戦争を題材にした「アメリカンスナイパー」でも取り上げられています。
緊急事態を体験時、「周りから弱い」と思われたくない。そんな気持ちをためこむと、それがストレスとなり疲労が蓄積していきます。その疲労がストレス障害を悪化させます。
また、プロ意識が高い人ほど、自分がもっとこうすればこんなことにはなっていなかったんじゃないかという罪悪感、自責感、罪責感に苛まれます。これらの感情がPTSD発症の大きな要因となるのです。災害やテロ対策を考える上で、ストレスケアは欠かせません。
自分自身をはじめ、職場やチーム、学校や家庭まで、身近な人がPTSDにならないために惨事ストレスのケアを考えてみませんか。
重症化すると回復が難しいPTSD。
本講座では、”からだ”と”こころ”をほぐしながら、PTSDの予防を学びます。
主催:株式会社PKウェーブ
共催:スッキリオアシス
https://www.sukkirioasis.com