東日本大震災は、未曾有の地震?

東日本大震災は、未曾有の地震?

東日本大震災は、衝撃的な災害でした。
未曾有の災害と言われていますが、869年に貞観地震(少なくともM8.3以上)がおきています。
その後各地で大規模な地震、そして9年後に十和田火山が噴火しており、また東日本大震災の影響はまだ続く可能性が高いです。

未曾有とは、今までに一度もなかったこと。また、非常に珍しいこと、の意味で、東日本大震災は、未曾有の災害ではありますが、今までに一度もなかったこと、ではありません。

東日本大震災のマグニチュード9.0は、かつてない規模です。
(関東大震災が、マグニチュード7.3とされています)

マグニチュード9.0規模の地震、世界ではどうなのでしょうか。

ある程度観測できるようになった1950年以降では、

1952 カムチャッカ沖地震(M9.0)
1957 アンドレアノフ地震(M9.1)
1960 チリ地震(M9.5)
1964 アラスカ地震(M9.2)
2004 スマトラ島沖地震(M9.0)
2011 東日本大震災(M9.0)

と6回も起きています。

チリ地震M9.5は、凄い規模です。この地震で発生した津波は、三陸を襲い死者・行方不明者142名の被害が出ました。

地球上の地震の1割が日本で起きていると言われています。
単純計算で、100年に1度、マグニチュード9クラスの地震が日本でおきるかもしれません。

備えましょう!

最後までお読み頂き有難うございました。

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