我々は地震や水害、テロや犯罪など、多くの脅威の中で生活しています。
なかでも災害大国の日本では、地震への恐怖心が一番高いのではないでしょうか。
今後確実に起きるとされる首都直下型地震や南海トラフ地震では、相当な被害が想定されており、危機意識も高まっていると思います。
今回は、過去に起きた地震について考えてみたいと思います。
東日本大震災はマグニチュード9.0でした。
世界ではどうなのでしょうか。
ある程度観測できるようになった1950年以降では、下記、6回の大地震が起きています。
1952年 カムチャッカ沖地震(M9.0)
1957年 アンドレアノフ地震(M9.1)
1960年 チリ地震(M9.5)
1964年 アラスカ地震(M9.2)
2004年 スマトラ島沖地震(M9.0)
2011年 東日本大震災(M9.0)
チリ地震M9.5で発生した津波は、地球を半周して三陸地方を襲い、日本でも死者・行方不明者142名の被害が出ました。
過去の地震の特徴
※首都直下地震で亡くなるとされる方の約70%が『火災』によるものとされています。
準備が重要!できることをできるうちに!
1.大地震がいつ起こるかは誰にもわかりません!
予測などに振り回されても意味がありません。
できることをできるうちに、準備しておきましょう。
2.どこで被災するかわかりません!
災害は突然です。自分がいつどこで被災するかわかりません。
自宅や会社・学校だけでなく、よく行く場所のハザードマップや避難場所は確認しておきましょう。
最低限の装備は常に用意しておきましょう。
3.起きたらどうするか、事前にシミュレートしておきましょう!
緊急地震速報が鳴っても、何もできなかったことはありませんか。
また、テーブルや机の下に避難するのをためらったことはありませんか。
4.防災用品、避難用品を確認しましょう
防災用品、避難用品を買っただけになっていませんか。
・何が必要か!
・なぜ必要なのか!
を考えて、準備しておきましょう!
食料、水だけでなく、応急手当用品も用意しておきましょう。