【動画】PKWAVEレポート4 関東大震災に学ぶ

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こんにちは。
さて、今日は100年以上も前のことですが、
今に多くの教訓を投げかけている関東大震災。
これについて皆さんと深く掘り下げて
いきたいと思います。

えっと、資料としてはPKウェブチャンネルさんの
YouTube動画「関東大震災から学ぶ」の、
書き起こしテキストですね。

1923年9月1日。
多くの人が、お昼ご飯を食べていたであろう時間、
午前11時58分ですよね。
そのときに本当に大きな揺れが
関東地方を襲いました。

この日が、今の「防災の日」に
なっているわけですけども、
そうですね。

この資料が示しているのは、
地震そのもののエネルギーも
さることながら、
それがどういう連鎖的な災害を
引き起こしたかという、その恐ろしさだと思います。

なので、単に過去のことと片付けるんじゃなくて、
現代の私たちが何をそこから学ぶべきか。
その核心を見ていく必要があるかなと。

そうですね。
この資料から、重要なポイントを
抜き出して、皆さんの日々の備えに
つながるような気づきになればなと。

では、早速中身を見ていきましょうか。

まず、その地震の規模ですが、
1923年9月1日の午前11時58分に発生。
震源は相模湾北部で、
マグニチュードが7.9。

これだけでも巨大ですが、
驚くのはその直後ですよね。

そうなんです。
本震があったのが11時58分でしょう。
そのわずか3分後、12時1分には
マグニチュード7.2。

で、さらにその2分後、
本震から5分後の12時3分にはM7.3と。
立て続けに揺れが来たんです。

震度としては10分近く揺れ続けた
という証言もあるみたいですね。

これはやっぱり、最初の揺れで
なんとか持ちこたえた建物も、
続く揺れでダメージが蓄積していって、
それで倒壊に至る。

そういう危険性を示していますよね。

いや、想像を絶しますね。
10分間も強い揺れっていうのは。

で、その揺れだけじゃなかった。

そうなんです。
津波も発生しています。

静岡の熱海で、
12m。
神奈川の三浦半島で6m。

鎌倉の由比ヶ浜なんかは、
当時、海水浴客もいたようで、
約300人が行方不明になったという
記録も残っています。

首都圏でも津波があり得るというのは、
これは重要な教訓ですよね。

まさに現代への警告と言えると思います。

そして、被害を最も大きくしたのが、
資料でも強調されている火災ですね。

死者・行方不明者約10万5000人のうち、
火災による死者が約9万2000人。

これは改めて聞くと
本当に衝撃的な数字です。

特に被害が集中したのが、旧東京市。
今の都心部ですね。

要因としては、まず発生したのが昼時で、
多くの家庭で火を使って調理していたこと。

それから、当時は台風が近づいていて、
風が非常に強かったんです。

それが炎を広げ、
火の回りを急速に早めてしまった。

資料によれば、火災旋風、
ああいうものも発生して、
東京の気温が一時的に46度まで
上がったとか。

もうまさに、地震と火災、
そして気象条件が重なった
複合災害の典型例ですね。

東京の被害も甚大でしたけど、
一方で横浜もかなり深刻だったみたいですね。

人口は当時の東京のほうが多かったのに、
全壊した家の数は東京を上回っていた。

これはやはり、震源域に近かった横浜では、
揺れそのものがより激しかった
ということを示しているんだと思います。

あとは、地盤の状況とか、
そういったものも影響した可能性が
高いでしょうね。

それから、忘れてはいけないのが、
地震の発生直後や、その2週間後とかに
大雨による土砂災害も
各地で多発したという点です。

1度で終わらないんですね、災害は。

時間差でいろいろな形で
襲ってくるということを
物語っていますね。

こうして見てくると、今回の資料から
私たちが心に刻むべきポイントは、
まず巨大地震は一発じゃなくて
大きな揺れが何度も続くことがある、
ということ。

それから、地震だけじゃなくて
火災・津波・土砂災害といった
複合的な災害になるということ。

あとは、発生した時間帯とか、
その日の気象条件が被害を
大きく左右するという点。

まさにその通りだと思います。

特に火災については、死者の大部分を
占めたというこの事実は、
非常に重く受け止めて、
現代の都市での対策の重要性を
再認識しないといけないですよね。

それから、首都圏でも津波が
来る可能性があるということ。

あと、揺れが長く続くことへの備え。
これも不可欠ですね。

こうした教訓は忘れてはいけませんよね。

本当にそうですね。

いつ起こるかわからない災害に対して、
冷静に判断して行動するための、
知識や準備、
それから具体的な避難計画が、
いかに大事か改めて感じます。

そして、資料の最後のほうで
触れられている点も非常に重要だと
思うのですが…。

と言いますと?

自然災害への物理的な備えだけじゃなくて、
その困難な状況の中で
人間の尊厳や平和、
そういったものも重要なんだと。

これは、災害後の社会をどうしていくか
ということを考えるうえで、
すごく深い問いかけをしていますよね。

確かにそうですね。
物理的な備えももちろん大事ですけど、
その先のことというか…。

そこで最後に、皆さんに1つ、
ちょっと考えてみていただきたい問いがあります。

それは、もし今この瞬間に
大規模な災害が起きたとして、
私たちはその、水や食料といった
物理的な備えを超えて、
極度の混乱の中でどうやって
お互いの人間としての尊厳を守り、
社会の秩序を保っていくことが
できるのかということ。

深い問いですね。

ぜひ立ち止まって、
ご自身の問題として考えてみて
いただけたらと思います。

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