年間死亡者数1,600名以上、今年も熱中症に注意!!

年間死亡者数1,600名以上、今年も熱中症に注意!!

PKウエーブです。

梅雨に入り、今年も酷暑が予想されています。

コロナ対策も必要ですが、注意すべきは熱中症です。

人間が生きていくためには、体温調節、つまり外部環境にかかわらず体内の温度を許容範囲内に維持する能力が重要です。
体温調節にはさまざまな方法が用いられています。

例えば、皮膚から蒸発する汗は体を冷やすのに役立ち、震えることによる筋肉の収縮は体を温めるのに役立ちます。
通常、体は暑い外気温や寒い外気温にさらされても、正常な体温を維持することができます。

しかし、極端な暑さや寒さにさらされたり、激しい運動をしたり、水分摂取が不十分であったり、
特定の状況下で暑さや寒さに長時間さらされたりすると、体温調節機構が機能不全に陥り、生命を脅かす病気になることがあります。

夏季に受けやすい代表的な傷病が「熱中症」です。

どれくらいの方が熱中症にかかっているのでしょうか。

厚生労働省人口動態統計では、熱中症による死亡者数は、1993年以前は年平均67人ですが、1994年以降は年平均663人に増加しています。
2020年は死亡者数が1,600人を超えています。
私の若い頃、1970-80年代は熱中症への警戒は、ほとんど指導がありませんでしたが、
当時の10倍以上の死亡者数になっては、警戒するしかありません。
根性論だけでは危険なことを、数字が示しているのです。

亡くなった方のうち、65歳以上の高齢者の割合が87%(2020年)でした。

年齢層ごとの死亡は、15 ~ 19歳はスポーツ、30 ~ 59歳は労働、65歳以上は日常生活での発生が多くなっています。

イメージしてください。

▶15 ~ 19歳:
部活活動中、体育の授業中

▶30 ~ 59歳:
道路工事や建設現場での作業
屋内での内装工事
工場内での作業

▶65歳以上:
家庭内で節約のため設定温度を高めに設定
体温調整機能の低下(そのため水分の補給を怠り気味)

これらから、

”若い方は、運動中”
”成年から中年の方は、作業中(屋内外問わず)”
”高齢の方は、通常の生活”

に特に気を付けることが重要です。

兵士やアスリートは、水分不足を補うためにハイドレーションシステムを使用しています。
水分を補給するには、一気に大量に水分を摂取するよりも、少しずつこまめにとる方が有効です。
そこで開発されたのがハイドレーションシステムで、Source Tacticalが有名です。
特に屋内外で作業される方、ご検討ください。

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