「避難所」と「避難場所」の違いをご存知ですか?

「避難所」と「避難場所」の違いをご存知ですか?

「避難所」と「避難場所」の違い、ご存じですか?

知らない方が意外と多いのですが、この違いは重要です。

「避難場所(指定緊急避難場所)」は、発災直後、火災や津波などから身を守るために避難する場所です。
地震、高潮、津波、洪水、土砂などの災害の種類ごとに指定されています。

一方、「避難所」は自宅などが危険な状態となり避難してくる方や、被災して生活ができなくなった方などが、一時的に生活する場所です。
一時的としながらも、大災害の場合、長期に渡る場合があります。学校や公民館などが指定されています。

大地震などの発災時の避難は、まずは避難場所を目指します

しかし、災害の内容や規模によっては、『避難場所=安全な場所』とは限りません。
デマに気を付けて、正しいと思われる最新の情報を入手することを、常に意識してください。

状況によっては、さらに安全な場所に移動することも考えましょう。

広域避難場所の看板を見たことはありますか。

広域避難場所とは、指定緊急避難場所のひとつで、大火災が発生した場合に、火災からから身を守るために避難する場所です。
主に大きな公園や施設、学校、河川敷などが広域避難場所として指定されています。

もし、新宿で被災したら...

新宿近辺の広域避難場所は
・新宿御苑 (避難有効面積:380,811㎡、避難計画人口:155,407人、一人当たり避難有効面積:2.45㎡/人)が代表的です。
「一人当たりの避難有効面積:2.45㎡/人」は、何とか荷物を置いて横になれる広さです。

おおよそこれくらいのスペースです。※画像は、約203 x 101㎝(約2.05㎡)

当社は西武新宿線の上井草にあるので広域避難場所は、
キーハンターのロケも行われていた「上井草スポーツセンター」になります。
(昭和生まれの方ならご存じの方も多いTVドラマですね))

・上井草スポーツセンター(避難有効面積:77,800㎡、避難計画人口:38,042人、一人当たり避難有効面積:2.05㎡/人)

広域避難場所は、大火災を想定しているため津波や洪水の避難には適切ではない場合もあります。
例えば、河川敷や湾岸エリアも指定されています。
状況に応じて、避難場所を判断する必要があります。

事前に自宅、会社、よく行く場所の避難場所、広域避難場所、避難所を確認しておくことをおすすめします。

参考:東京都避難場所
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/hinan/pdf/hinan01_01.pdf

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