PKウエーブです。
災害発生直後の現場は、危険な状態が続いています。
例えば、
・建物の倒壊の可能性
・落下物
・有毒ガス
・火災
・爆発
など。
災害現場で最も重要なのは自身の安全確保です。
現場および周囲の安全が確認できるまでは、「傷病者に近づかない」が原則です。
大きな理由は、
もし危険な状況で傷病者を救助しようとして、救助者も大怪我をしたとします。
すると、本来の救助がさらに困難なものになるからです。
安全に対する優先順位は、
①自分自身
②チームのメンバー
③周囲の人
④傷病者
です。傷病者の救助のため、2次被害を出さないことが大前提です。
犯罪でも同様です。
2008年6月8日 秋葉原無差別殺傷事件が発生しました。
7人が死亡、10人が重軽傷を負った、衝撃的な事件です。
この時、負傷者を救助しようと駆け付けた方が、犯人に刺されました。
災害でも犯罪でも、発生時は何が起きているのかを理解するのは困難です。
発生直後は、次に何が起こるかわかりません。
犯罪の場合、まだ犯人が近くにいるかもしれません。犯罪は進行中と考えるべきです。
そして、パニックに気をつけましょう。
平常心を失いかけた時には、呼吸法が役立つこともあるでしょう。
呼吸法は、「システマ」から学ぶ緊急事態対処 ~パニックからの脱出~”でもご案内しています。
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これから、日本でテロは起きないか