令和の時代に入りました。
平成時代は、自然災害が多く発生した時代と言われています。
平成の自然災害を、少し振り返ってみます。
【地震・津波】
・1993年:釧路沖地震 マグニチュード7.5 最大震度6(死者2名、負傷者966名)
・1993年:北海道南西沖地震 マグニチュード7.8 最大震度6(死者202名、行方不明者:28名)
・1994年:北海道東方沖地震 マグニチュード8.2 最大震度6
・1994年:三陸はるか沖地震 マグニチュード7.6 最大震度6
・1995年:阪神淡路大震災 マグニチュード7.3 最大震度7(死者6433名)
・2000年:鳥取県西部地震 マグニチュード7.3 最大震度6弱
・2001年:芸予地震 マグニチュード6.7 最大震度6弱
・2003年:十勝沖地震 マグニチュード8.0 最大震度6弱(死者1名、行方不明者1名)
・2004年:新潟県中越地震 マグニチュード6.8 最大震度7(死者68名、負傷者4,805名)
・2005年:福岡県西方沖地震 マグニチュード7.0 最大震度6弱(死者1名、負傷者1,200名)
・2007年:新潟県中越沖地震 マグニチュード6.8 最大震度5強(死者15名、負傷者2,346名)
・2008年:茨城県沖地震 マグニチュード7.0 最大震度5弱(負傷者6名)
・2008年:岩手・宮城内陸地震 マグニチュード7.2 最大震度6強(死者17名、行方不明者6名、負傷者426名)
・2011年:東日本大震災 マグニチュード9.0 最大震度7(死者15,895名、行方不明者2,539名、負傷者6,157名)
・2016年:熊本地震 マグニチュード7.3 最大震度7(死者267名、負傷者2,804名)
・2018年:大阪府北部地震 マグニチュード6.1 最大震度6弱
・2018年:北海道胆振東部地震 マグニチュード6.7 最大震度7
【火山噴火】
・1991年:雲仙普賢岳火砕流(死者43名、負傷者9名)
・2000年:三宅島噴火
・2001年:新燃岳噴火
・2014年:御嶽山噴火(死者58名、行方不明者5名)
思っていた以上に多いので、驚かれたのではないでしょうか。
これらに水害、台風、雪害などが加わり、日本はまさに自然災害大国です。
令和も平成同様の、またはそれ以上の災害に見舞われることを覚悟しなければなりません。
自然災害を防ぐことは出来ませんが、少しでも被害を小さくすることは可能です。
平成の自然災害の中でも、2011年の東日本大震災は衝撃的な災害でした。
未曾有の災害と言われていますが、その約1000年前の869年(平安時代)には、少なくともM8.3以上の「貞観地震」がおきています。
貞観地震の後、各地で大規模な地震や、十和田火山が大噴火しており(日本国内過去2000年で最大規模の噴火)、同様に東日本大震災の影響はまだ続く可能性が高いと言われています。
未曾有とは「今までに一度もなかったこと」「非常に珍しいこと」という意味です。
東日本大震災は「未曾有の災害ですが、今までに一度もなかった震災ではない」ということを忘れてはなりません。
とは言え、東日本大震災のマグニチュード9.0は、かつてない規模です。
(関東大震災が、マグニチュード7.3とされています)
マグニチュード9.0規模の地震は、世界中ではどのくらい起きているのでしょうか。
ある程度観測できるようになった1950年以降の記録では、
・1952年:カムチャッカ沖地震(M9.0)
・1957年:アンドレアノフ地震(M9.1)
・1960年:チリ地震(M9.5)
・1964年:アラスカ地震(M9.2)
・2004年:スマトラ島沖地震(M9.0)
・2011年:東日本大震災(M9.0)
と6回も起きています。
1960年のチリ地震で発生した津波は、太平洋を越え東北三陸地方を襲い、日本において死者・行方不明者142名の被害が出ました。
地球上で起こる全ての地震の1割が、日本で起きていると言われています。
すると単純計算で、100年に1度の率でマグニチュード9クラスの地震が日本でおきるかもしれません。
備えましょう!
いつ襲ってくるかわからない災害に。
最後までお読み頂き有難うございました。
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