事態対処リーダー養成講習

事態対処リーダー
養成プログラム

現状は、災害に対して多くの課題があります。

さまざまな自然災害、人的災害を乗り切るためには、
【知識】【訓練】【資器材】が必要と考えます。

上記を学ぶことで、咄嗟の時の判断力が身に付きます。
この判断力が生死を分けます。

この判断力をPKウエーブでは、
【事態対処力】と呼びます。

この【事態対処力】を普及させるために、
【事態対処リーダー向けプログラム】をご用意しています。

戦術的戦傷救護(TCCC)とは

”防ぎ得る外傷死 PTD (Preventable Trauma Death)”を減らすことを目指し、
戦傷者の治療と予後の改善を目的とした概念です。

TCCCは米軍特殊作戦群と米国保健医科大学が作成したガイドラインであり、
1997年から特殊部隊に,2010年からは米軍全軍に導入された
「戦術的戦傷救護」のことである。

TCCC の理念

①負傷者の救護
②負傷者のさらなる発生防止
③任務の完遂

事態対処リーダー その役割

・災害対応力
※災害発生から72時間後までの超急性期を、自助の力で生き延びるためのエッセンス。

・ファーストレスポンダー
※医療機関が来るまでの応急手当します。

・避難時の衛生危機管理
※熱中症や脱水症、ストレスをケアし、健康状態を保ちます。

・プロテクション
※災害時の治安悪化から、身を護り施設を防御します。

・装備品、備蓄品の選定
※なぜ必要か、運用も含め検討。

・従業員教育、訓練の実施
※上記を従業員に訓練することで、全員の危機管理意識を高めます。

事態対処リーダー❶
~ファーストエイド講習~

医療機関が来るまでの応急手当します。

(1)心肺蘇生法(CPR)のしくみ

(2)救急対応の基礎(状況評価と安全確保)

(3)心肺蘇生法
・胸骨圧迫
・AED操作
・気道異物による窒息の解除法

(4)応急処置の基礎

(5)外傷への対応と生命危機
・血液媒介病原体の基礎理解と感染対策
・外出血(直接圧迫+ターニケット止血帯)
・内出血とショック
・鼻血、口、歯のケガ
・骨折と捻挫

事態対処リーダー❷
~避難時、衛生管理講習~

災害時の避難所の衛生管理は、災害関連死を防ぐためにも、また円滑な運営を行うためにも大変重要です。
避難時、熱中症や脱水症、ストレスをケアし、健康状態を保ちます。

(1)避難時の衛生管理の必要性
・なぜ衛生管理が必要か
・正しい手洗い方法と防護手袋の廃棄方法
・血液被曝したときの対応
・正しい掃除の仕方

(2)気をつけるべきこと
・食中毒
・脱水症
・熱中症
・感染症防止

(3)実習
・予防と個人用感染防護具(PPE)
・サージカルグローブ

事態対処リーダー❸
~プロテクション講習~

テロや犯罪の抑止、また災害時の治安悪化から、身を護り施設を防御します。警備のプロの視点から、危機をいかに回避するか、いかに家族、従業員を護るかを学びます。

・不審者の見分け方
・不審車両の見分け方
・護身術の必要性と意味
・不審物の見分け方・検索
・警護の服装と装備
・対テロ対策
・刑法、軽犯罪法
・タクティカル・基礎技術(警護)
・緊急回避
・安全を最優先とした各種予約手配
・対襲撃(刃物・銃)

事態対処リーダー❹
~惨事ストレスケア~

惨事ストレスによる
PTSD(心的外傷ストレス障害)対策講習

「惨事ストレス」から心を護るには

「惨事ストレス」という言葉を見聞きしたことはありますか。
惨事ストレスは、地震などの自然災害、交通事故、火災、テロや戦争、犯罪に直面した方が受ける、強烈なストレスのことをいいます。

惨事ストレスから、PTSD(心的外傷ストレス障害)を発症するケースがあります。そして、PTSDは治療に長い時間が必要となるため、早期発見、早期治療が欠かせません。

PTSDはベトナム戦争の帰還兵の多くが、帰還後も無力感や絶望感を訴えたことから米国で大きな社会問題にもなりました。
この問題は「タクシードライバー」「ランボー」「7月4日に生まれて」などの映画でも取り上げられました。

日本では阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件をきっかけに注目されるようになりました。
PTSDは、シビリアンから消防、自衛官、救命士、ファーストレスポンダーなどのプロフェッショナルまで、誰にでも起こりうることです。
近年では、イラク戦争を題材にした「アメリカンスナイパー」でも取り上げられています。

緊急事態を体験時、「周りから弱い」と思われたくない。そんな気持ちをためこむと、それがストレスとなり疲労が蓄積していきます。その疲労がストレス障害を悪化させます。

また、プロ意識が高い人ほど、自分がもっとこうすればこんなことにはなっていなかったんじゃないかという罪悪感、自責感、罪責感に苛まれます。これらの感情がPTSD発症の大きな要因となるのです。災害やテロ対策を考える上で、ストレスケアは欠かせません。

自分自身をはじめ、職場やチーム、学校や家庭まで、身近な人がPTSDにならないために惨事ストレスのケアを考えてみませんか。

重症化すると回復が難しいPTSD。
本講座では、”からだ”と”こころ”をほぐしながら、PTSDの予防を学びます。

主催:株式会社PKウェーブ
共催:スッキリオアシス
https://www.sukkirioasis.com

PKウェーブでは、防災・救急に関連する講習会やおすすめ製品の販売も行っています。

TSM事業所用 応急手当キット
85,000円(税込93,500円)

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TSM個人携帯用 応急手当キット
7,000円(税込7,700円)

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