【動画】PKWAVEレポート3 災害と熱中症対策

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さて、今回は熱中症について
深く見ていきたいと思います。

あの、共有してもらったビデオ、
特に企業の防災とか従業員の安全っていう
視点が興味深かったですね。

ええ、熱中症は体温を調節する機能が
うまく働かなくなった時に起こる、
かなり深刻な状態です。

ビデオでも例えば災害で停電したオフィス、
みたいな普段と違う環境でのリスク、
これが強調されてましたね。

うん。高温多湿だけじゃなくて
締め切った部屋とか風通しの悪い場所も、
ま、危ない印になります。

そのビデオを見て、ああ、やっぱり
熱中症の基本的なことと、
それからという時の対応を知っておくのって
すごく大事だなと感じました。

誰がなりやすいかって言うと、
よく高齢の方とかお子さん、
あとは持病がある方とか言われますけど。

ええ、そうですね。
ただビデオでは普段は健康な若い従業員の方が
空調が止まった室内で作業していて
倒れるなんていう事例もありました。

ああ、そうでしたか。
寝不足とかちょっと体調が悪い時も
リスクは上がりますし、

あと汗をたくさんかいた時に
水だけを飲むのも、これ結構危ないんですよ。

水だけですか?
はい。塩分、つまりミネラルも一緒に
失われちゃうんで、それを補給しないと、
筋肉の痙攣とか起こしやすくなるんですね。

ビデオのCGでも体内の塩分濃度が下がる様子が
なんか分かりやすく出てましたね。

なるほどなるほど。
じゃあ、その具体的な症状と対応を
別に見ていきましょうか。

情報源のビデオでも、重症度で分けてましたよね。

そうですね。
まずは軽い段階。
足がつるとか、お腹の筋肉が痛むとか。

ふむふむ。ビデオに出てた建設現場の休憩。
あれがまさに初期のサインみたいな感じでした。

あ、ありましたね。
この段階だったら、ま、涼しいところで休んで、
スポーツドリンクみたいなもので
水分と塩分を補給して、

あと軽くマッサージすると
回復することが多いです。

企業の視点で見ると、
この初期対応がその作業の
大きな遅れを防ぐ鍵なんだと
ビデオでも言ってましたね。

うん。ここで無理しちゃうと、
次の熱疲労に進むわけですね。

そうなんです。
めまいとかだるさ、頭痛、吐き気、
これは水分も塩分も
さらに失われた状態だと。

ええ、対応は基本的には
さっきと同じなんですけど、
1つ注意点があります。

ビデオでも強調されてましたが、
もし本人が吐き気があって水分を取れないとか、
あるいは実際に吐いちゃった場合は
もう無理に飲ませないでください。

ああ、飲ませちゃダメなんですね。
はい。すぐに水分補給はやめて、
体を横向きにする「回復体位」を取らせて、
もうためらわずに119番です。

なるほど。そして1番重いのが熱射病。
体温調節がもう完全にダメになって、
体温が40度以上にもなると、
これはもう命に関わる。

まさにその通りです。
1番大事なサインは「意識障害」です。

意識ですか?
ええ、呼びかけても反応が鈍いとか、
なんか言動がおかしい、
時間や場所が分からなくなってる。

こういう変化が見られたら、
例え見た目は軽く見えても
すぐに119番です。

あのビデオのシミュレーションでも、
この意識レベルの確認が最初の
重要なステップだって描かれてましたよね。

確かに。意識がおかしいと感じたら
すぐ救急車を呼んで、
到着を待つ前はとにかく体を冷やす。

ビデオでは具体的な冷やし方も
紹介されていましたね。

ええ、最優先はとにかく冷やすことです。
できれば首まで水風呂につけるのが
1番効果的なんですけど、
まあ、なかなか難しいですよね。

そうですね。状況によりますよね。
その場合は氷水で濡らしたタオルとか、
氷嚢とかを首の付け根、脇の下、足の付け根、
こういう太い血管が通ってる場所に
当てて冷やすのがいいです。

なるほど。
ただあのビデオでも注意がありましたけど、
凍傷にならないように、
氷を直接肌に長時間当てるのは
避ける必要がありますね。

それは気をつけないとですね。

そして今回の話のきっかけになったビデオの、
あの核心部分「災害時の視点」。

ええ、停電でエアコンが使えない夏のオフィスとか、
避難所とか、まさにあのビデオが
警鐘していた点ですね。

人が密集して換気が悪くなりやすい状況っていうのは、
熱中症のリスクを一気に高めます。

うーん。企業としては普段の健康管理に加えて、
その災害時の事業継続計画、BCPって言いますけど、
その中に具体的な熱中症対策を盛り込むことが重要です。

具体的な対策というと、例えば
冷却グッズを備蓄しておくとか、
緊急時の休憩ルールを決めるとか、
安否確認の時に熱中症の症状がないかも
チェック項目に入れるとか、

そういうことを明確にしておくことが
従業員の命を守って、
ひいては事業を守る上でも
不可欠だとビデオは結論づけていました。

なるほどな。
今日のポイントをまとめると、まず
熱中症はあのビデオで見たみたいに
災害時とか予期せぬ状況の室内でも
起こりうる深刻な事態だということ。

そうですね。
それから初期症状を見逃さずに対応すること。

そして、もし意識がおかしいとなったら、
迷わず119番通報と体を冷やすことを
始めることですね。

ええ、それに加えて水分補給の時は
塩分も忘れずにということ。

そして何よりあのビデオが示していたように、
普段から「もしもの状況」を考えて
具体的な備えをしておくこと、
これが本当に大事だということです。

では最後に、これを聞いているあなたに
ちょっと考えてみてほしい問いかけです。

ビデオで描かれていたような、
夏の厳しい暑さとか突然の停電といった状況に対して、
あなたの職場やご家庭での熱中症への備え、
具体的にどのレベルまでできていますか?

この機会に、ぜひ一度見直してみては
いかがでしょうか?

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