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今回は、「企業防災 ~従業員を護る、会社を護る~ 命に関わる低体温症」です。
BCP(事業継続計画)では、災害や事故などの緊急事態において、会社の資産や業務よりも、まずは従業員の安全を確保するということが重要です。
BCPは、事業活動を中断させないための対策や手順を定めたものです。しかし、BCPを実行する前に、従業員の生命を守ることが最優先事項であることを忘れてはなりません。従業員の生命が第一優先という原則は、BCPの基本的な考え方であり、会社の倫理観や社会的責任を示すものでもあります。
災害時の避難での低体温症は、避難者の命を脅かす重大な問題です。
災害時には、停電や断水、被災建物の破損などにより、避難者が十分な暖房や衣服を確保できない場合があります。また、高齢者や乳幼児、持病のある人などは、低体温症になりやすいとされています。
災害時の避難での低体温症は、早期発見・早期対処が重要です。自分自身や周囲の人の体温を常に気にかけてください。